WordPressブログは世界的に人気なオープンソース型のブログサービスです。
しかし初心者には少し扱いにくく専門的な知識がないとトラブルが発生します。
WordPressにログインできないと記事を書いたりサイトデザインの編集などすべての機能が使えなくなります。
そこで初心者でも1回読めば理解できるように記事を作成しました。
原因と解決策、対策まで順番に解説しています。
この記事を最後まで読んで理解すればログインできない絶望から立ち直ることができます。
ブログ歴は5年でWordPressブログのコンサルもしてるよ!
- WordPressのログイン方法
- WordPressにログインできない原因がわかる
- 原因に対して解決策から対策までまとめてある
- バックアップとセキュリティー対策の大切さ
WordPressのログイン方法
WordPressのログインURLは、末尾に『wp-admin』もしくは『wp-login.php』を加えます。
https://anni-blog.com/wp-admin
https://anni-blog.com/wp-login.php
ログインページを毎回手動で入力するのは手間なので、ブックマークしておくと手間を省けます。
ブログは財産になるからセキュリティー対策はしっかり行おう!
ログイン時の注意ポイント
よくある間違えとして、キーワード検索欄にログインURLを入力する人がいます。
正しくはアドレスバーにログインURLを入力することです。

WordPressにログインできない10の原因と解決策
WordPressにログインできない原因は10の可能性があります。
解決策も連続してまとめていますので、ご自身の状況と照らし合わせながら確認してみてください。
簡単インストール機能を利用した
レンタルサーバーで契約時にWordPress簡単インストール機能を利用したら、サイトURLを入力したけどログイン画面が出てこない。
解決策
レンタルサーバーによっては、WordPress簡単インストール機能を利用するとURLが変更される場合があります。
自動で『/wp/』、『/wordpress/』といったディレクトリで生成されます。
- 「ドメイン/ wp / wp-login.php」
- 「ドメイン/ wordpress / wp-login.php」
この場合はドメインとディレクトリ名までがサイトURLになりますので、アドレスバーにすべて入力しましょう。
ログインユーザー名・パスワードがわからない
ログインユーザー名もしくはパスワードがわからなくてログインできない
解決策
ユーザー名の場合、メールアドレスからログインすることができます。
パスワードの場合、下記の画像から再設定をすることできます。

ユーザー名とメールアドレスがわからない場合、SQLというデータベースを確認する必要があります。
データベースは初心者が触れてしまうと大変なことになるので
別の記事で詳しく解説します。
普段『wp-admin』からログインしている
普段からURLの末尾に『wp-admin』と入力していたが、ある日ログインできなくなった。
解決策
基本的には末尾が『wp-admin』でもログインできます。
しかし何らかの影響により『wp-admin』でログインできなくなります。
そんなときはURLの末尾に『wp-login.php』と入力してください。
Cookieが関係している
Cookieとは、ログインのたびにログイン情報を入力することが手間なので、ブラウザ(検索エンジン)ごとにユーザー情報を保管してくれる仕組みのことを言いいます。
間違った情報が保管されておりログインできない。
解決策
ブラウザごとに異なりますがCookieを削除することでログインできるようになります。
- ブラウザのCookie管理画面にアクセス
- WordPressのドメイン名を選択
- Cookieを削除
プラグイン導入後にログインできない
プラグイン導入後にログインできなくなった。
解決策
相性の問題も関係しているようでプラグインによってはインストール後にログインが出来なかったり不具合が生じる場合があります。
その場合は、プラグインをアンインストールすることで解決することができます。
どうしても使いたいプラグインの場合は、プラグインのバージョンアップを1回待ってみることがおすすめです。
画面が真っ白になる
画面が真っ白になってログインできない。
記述したソースコードが街がていたりWordPressのバージョンアップが影響を及ぼす恐れもあります。
解決策
一度デバッグモードに変更することでエラーが表示されるようになり、原因がわかるようになります。
- レンタルサーバーにログイン
- ファイルマネージャーにアクセス
- WordPressファイル内にアクセス
- 「wp-config.php」ファイルを編集
- (下記参照)
define(‘WP_DEBUG’,false);→define(‘WP_DEBUG’,true);
上記の記述がない場合は、下記のソースコードより上に記述してください。
403・404・500エラーメッセージが表示される
エラーメッセージが表示されてログインできない。
解決策
解決策はそれぞれ異なるため、1つずつ説明します。
- 403エラーメッセージ
- 404エラーメッセージ
- 500エラーメッセージ
403エラーメッセージの場合、『403 Forbidden 』と表示されます。
403 Forbiddenとは、『アクセス拒否』を意味しています。
レンタルサーバーの更新が切れている状態なので更新することで解決できます。
- レンタルサーバーへアクセス
- 契約期間を更新する
404エラーメッセージの場合、『404Not Found』と表示されます。
404Not Foundとは、『サイトが見つからない』ことを意味しています。
WordPress画面のサイトURLを変更してしまうとログインできなくなります。
500エラーメッセージの場合、『500 Internal Server Error』と表示されます。
500 Internal Server Errorとは、『サーバ内部で何らかのエラーが発生し、要求を完了できなかった』ことを意味しています。
- WordPressをアップデートした
- WordPressテーマをアップデートした
- プラグインをアップデートした
PHPのバージョンが古いため、エラーとなることが多いのでPHPのバージョンを更新することで解決できます。
- レンタルサーバーにアクセス
- PHP Verを確認
- 推奨Verへ更新
データベースとの接続確立エラーが表示される
データベースとの接続確立エラーと表示されてログインできない。
以下の2つが原因となります。
- 直近のプラグインによるエラー
- データベースの故障
解決策
WordPressとデータベースの連携が正しく動作していない状況です。
直近のプラグインによるエラーの場合、プラグインの停止もしくはアンインストールすることで解決できます。
データベースの故障の場合、レンタルサーバーにログインしてプラグインのフォルダー名を変更することで解決できます。
- レンタルサーバーにアクセス
- 『サイト名/wp-content』にアクセス
- 『plugins』にアクセス
- 対象フォルダーを右クリックして名前変更
- 再度ログインを試みる
リダイレクトされてログインできない
症状と原因
自動でリダイレクトされて別のWebページに遷移するのでログインできない。
解決策
レンタルサーバーにアクセスして『.htaccess』ファイル内の『Redirect』か『RewriteRule』の表記の後にURLが入力されていたら削除することで解決できます。
- レンタルサーバーにアクセス
- FTPかファイルマネージャーにアクセス
- WordPressファイルにアクセス
- 『.htaccess』ファイルにアクセス
- ソースコード内に『Redirect』か『RewriteRule』の表記を探す
- 『Redirect』か『RewriteRule』の後ろのURLを削除してアップロード
WordPressアドレスを変更してからログインできない
症状と原因
WordPressにてサイトURLを変更してしまったためログインできなくなった。

1番厄介且つ変更してしまう人が多いんだよね〜
(僕も経験済み・・)
解決策
解決策は2通りあります。
- 『wp-config』を編集する
- データベースからURLを元に戻す
『wp-config』を編集する場合、以下の手順通り行います。
- レンタルサーバーにアクセス
- FTPかファイルマネージャーにアクセス
- wp-config.phpファイルにアクセス
- 下記参照のコードを入力してアップロード
define('WP_SITEURL','http://example.com/'); define('WP_HOME','http://example.com/');
データベースからURLを元に戻す場合、「phpMyAdmin」からデータベースにログインをして「siteurl」を編集するやり方です。
- phpMyAdminにアクセス
- データベース名にアクセス
- 『wp-option』にアクセス
- 『siteurl』と『home』のURLを修正
データベースは初心者が触れてしまうと大変なことになるので
別の記事で詳しく解説します。
ログイン出来ないときの原因がわからない
原因がわからないときの対処法としては以下の2つがおすすめです。
- 対処法を1つずつ試す
- サポートへ問い合わせをする
WordPressにログインできないときの原因がわからない場合は、対処方法を1つずつ試してみましょう。
そうすることで解決に至る場合もあります。
また初心者の場合無闇矢鱈に操作を行ってしまうと後戻りが難しくなる場合も存在します。
そんなときは以下の選択肢を選んでください。
- レンタルサーバーへ問い合わせ
- 有料テーマの開発元へ問い合わせ
レンタルサーバーの場合は、多くの利用者がいるため問い合わせてから返事が来るまで時間がかかる場合があります。
その点有料テーマの場合、即日対応してくれたり過去のトラブルQ&Aなど専門的に教えてくれます。
有料テーマは専門的な知識を備えた開発者に質問やサポートを行ってくれるのでかなり魅力なポイントだよ!
バックアップは必須
WordPressのデザインやカスタマイズ設定、データベースの修正などあらゆるデータを失わないためにもバックアップは必須です。
特にデータベースを修正して万が一損傷してしまうと復活させることはかなり厳しくなります。
知識が少ない初心者の場合は、”触らない”ことがとても大切です。
しかしそういったトラブルを未善意防いでくれるものがバックアップになります。
万が一データが消えてしまっても復活できます。
なので定期的にバックアップを取ることを推奨しています。
バックアップだけ取っていれば安心だね!
セキュリティー対策も抜かりなく
実はバックアップと同様に大事なものがセキュリティー対策になります。
最初のうちはあまり考えることはないですが、収益が毎月安定するようになるとセキュリティー面が心配になります。
さらに冒頭でも述べていますが、ブログは財産になります。
インターネット上に記事を載せておけばいつ誰が見ても収益となり、商品の購入やサービスの申込みをしていただけるとその都度収入となります。
仮に今は稼げていなくてもいつか稼げるようになったときに、セキュリティーの知識が浅はかだと後悔をする恐れがあります。
WordPressのセキュリティー対策は、大手企業のGMOがおすすめです。
無料で始めることもできるので、セキュリティー対策を行っていない人はこの機会に。
自分の財産は自分で守りましょう。
まとめ
WordPressのログインURLは、末尾に『wp-login.php』と入力してログインしよう。
WordPressにログインできないときは、『原因→解決→対策』の順番で取り組もう。
フォルダーやファイルの編集をする際には、必ずバックアップを取ってから編集しよう。
データベースは初心者が触れてしまうと後戻りできないため大きなトラブルになる可能性がある。
日々バックアップを取る週間付けをしておくこと。
バックアップと同様にセキュリティー対策は大事なため、早いうちにセキュリティー対策を行う。
ブログは財産になる。