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WordPress内で画像ファイル名の変更はできるの?最適な画像ファイル形式とは?

WordPressで最適な画像ファイルの画像

意外と知られていないWordPress内で画像のファイル名を変更することはできるのでしょうか?

画像1つにも手を抜かず取り組むことでSEO対策にもつながります。

ぴちまる

画像くらい別に気にしなくていいでしょ〜

Google社は「画像にも手を抜かずにページ速度は1秒以内を目標」と公言しています。

つまりWordPressブログにおける画像はとても大事な役割があるのです。

この記事を読めば、WordPressブログに適した画像やWordPress内で画像のファイル名を変更することができるのかわかります。

あんにー

画像1つでもSEO対策はできるので、まだやっていない人は必ずやっておきましょう!

この記事からわかること!
  • 画像ファイルの基本的な理解ができる
  • WordPressブログに適した画像のファイル形式がわかる
  • WordPress内で画像情報を入力したほうがいい項目がわかる
  • 画像のファイル名をWordPressにアップロード後にも変更できるのかわかる

画像ファイルについて

WordPressで使う画像ファイルについての画像

画像にはすべてにファイル名と拡張子が存在します。

画像のファイル形式を理解すると、「どんなときにどんなファイル形式を使うべきなのか?」を理解できるので容量の圧迫を防ぐこともできます

画像ファイル形式と拡張子について

画像のファイル形式とは、どのようなファイルで保存するのかを表しています。

種類にはJPEG、GIF、PNG、TIFFなどたくさんの種類が存在します。

そして拡張子とは、ファイル形式を判別するためのファイル名の末尾に付けられている「.jpg」などを指します。

ぴちまる

詳しく知りたい!

画像ファイル形式の種類と特徴

画像のファイル形式ごとに特徴があります。

データ容量の大きさやインターネット上で利用できるものか、など様々な特徴があります。

ここでは定番なJPEG、PNG、GIF、TIFFをご紹介します。

あんにー

種類と特徴を理解してWordPressの最適を探そう!

JPEGの特徴

JPEG(ジェイペグ)とは、「Joint Photographic Experts Group」の略称で1番標準的な画像ファイル形式になります。

  • 拡張子は『.jpg/.jpeg』
  • 圧縮画像は画質が荒れる
  • データ容量は小さい
  • フルカラー対応
  • インターネットで利用可能

主に静止画像を圧縮するときに使われ、1,677万色のフルカラーを表現することができるので写真などに適したファイル形式です。

そんなJPEGですが『不可逆圧縮』という特徴もあります。

これは1度画像を圧縮してしまうと元には戻せないというものなので、保存を繰り返す度に画像は荒れていきます。

画像の荒れ度合いは保存するときの圧縮率で決められています。

【補足】JPEGとJPGの関係性

JPEGとJPGには表記名が違うだけで機能性には違いがありません。

ぴちまる

機能は一緒なのになんで書き方が違うの?

これはMS-DOSという1980年代に普及したOSの関係のためと言われています。

MS-DOSでは画像ファイルの拡張子は『3文字まで』という制約がありました。

これによりJPEGもJPGと表記する必要があったということです。

しかし最近では「.xlsx」のように4文字の拡張子も使うことができるようになったため、名前どおりに「.jpeg」と表記されているものを目にすることが増えました。

なので表記の仕方と読み方はJPEG(ジェイペグ)ですが、拡張子として記載する場合は「.jpg」という認識でOKです。

PNGの特徴

PNG(ピング)とは、「Portable Network Graphics」の略称で最近では見かけることも多くなっています。

  • 拡張子は『.png』
  • 圧縮画像は画像が荒れない
  • データ容量は大きい
  • フルカラー対応
  • 透過処理ができる
  • インターネットで利用可能
    (アニメーション対応)

主にインターネット上で利用することを目的とされた画像ファイル形式です。

アニメーションにも対応したAPNGという画像形式もあります。

これはLINEスタンプの動くスタンプには、APNGの画像が使われています。

さらにPNGは『可逆圧縮』の画像形式なので、保存を繰り返しても画像が荒れることはありません。

そんなPNGですが『対応しているブラウザが限られている』という特徴があります。

また可逆圧縮が可能な代わりに写真など多数使われている画像には、データ容量が大きくなってしまいます。

GIFの特徴

GIF(ジフ)とは、「Graphics Interchange Format」の略称でTwitterでよく見かけるちょっと動く画像です。

  • 拡張子は『.gif』
  • 圧縮画像は画像が荒れない
  • データ容量は小さい
  • 最大256色のみ対応
  • 透過処理ができる
  • インターネットで利用可能
    (アニメーション対応)

PNG同様にインターネット上で利用することを目的とされた画像ファイル形式です。

フルカラーには対応していないためデータ容量を小さく抑えることができます。

色数が制限されているため、色数の多い写真には不向きの画像ファイル形式です。

また透過処理は可能ですが、「完全な透明」か「不透明」しかできないため、PNGでは可能な半透明ができません。

TIFFの特徴

TIFF(ティフ)とは、「Tagged Image File Format」の略称で印刷物で使われることが多い画像です。

  • 拡張子は『.tif/.tiff』
  • 非圧縮画像は画像が劣化しない
  • データ容量は大きい
  • フルカラー対応
  • インターネットで利用不可

圧縮によるデータ量を抑える処理を行わないため、画像の品質を最優先にしたいときにおすすめな画像ファイル形式です。

WindowsからMacなどOSの異なる端末間で画像を扱うこともできます。

そんなTIFFですが画像ファイルを圧縮しないため、画像は荒れませんがデータ容量が大きくなりやすいことが特徴です。

またインターネット上での表示には対応していません。

ぴちまる

それぞれの画像ファイル形式には、特徴があってメリットデメリットがあるんだね〜

WordPress内で画像ファイルを取り扱うときの注意事項

画像にはデータ容量が存在するので高画質なものを使えば使うほど負荷がかかるものです。

WordPressと紐付いているレンタルサーバーに負荷を与えてしまうと、様々な悪影響が発生します。

記事を書いているときに遅延が生じたり、読者がサイトに訪問したけど読み込みが遅いため離脱してしまったり、考えられる悪影響はたくさん挙げられます。

なので読者のためにも自分のためにも、対策を取ることは必須と考えています。

あんにー

ページの反映速度はGoogle社も大切と公言しているよ!

表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇
表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇…

海外SEO情報

WordPressに負荷を与えないための対策

WordPressと紐付いているレンタルサーバーに負荷を与えないことでWordPressを軽くすることができます。

Google社が公言しているように、表示速度は1秒以内を求めて対策を取ることが大事になります。

対策案としては、画像を圧縮してデータ容量を抑えることで防ぐことができます。

扱う画像によっては良さが際立たないこともありますが、ブログは基本的に文字が大事になります。

なので画質を多少抑えてでも読み込みが早いほうが重宝されるものです。

そのためおすすめなファイル形式は『.jpeg/.jpg』をおすすめしたいです。

拡張子を統一させて画像をWordPress内にアップロードすることで、レンタルサーバーへの負荷を軽減させられることができます。

ぴちまる

なんだ、それだけか!!!

大した事なさそうですが保存する時々によって、ファイル名や拡張子は異なるものです。

例えばですがパソコンでスクリーンショットしたとき、スマホでスクリーンショットしたとき、画像を制作したときそれぞれ異なることもあります。

あんにー

だから画像1つでも手を抜くことができないんだよ!

意外と知られていないWordPressと画像の関係

意外と知られていないことですが、WordPressにアップロードした画像は後からファイル形式を変更することができません

なので一般的には再アップロードをすることになっています。

画像には記載項目がいくつか存在しており、Google社が推奨しているものもあります。

WordPress内の画像必須項目の画像
  • 代替テキスト…画像が読み込まれなかったときに表示されるテキスト
  • タイトル…拡大されたときに表示される画像ファイルのタイトル
  • キャプション…画像下に表示されるテキスト
  • 説明…自分のメモとして使用

以上のように表記することができる項目が存在します。

そしてGoogle社が重要視している特に大事なポイントは、代替テキストとタイトルとファイル名になります。

つまり検索順位を上げたい場合には意識しておきたいポイントです。

ぴちまる

でもファイル名は後から変更できないんだよね・・

なので一般的には再アップロードする必要があります

SEO対策にもつながることなので検索順位を上げたい人は必ず対策しておきましょう。

あんにー

ちょっとまって!!!

【対策案】WordPressに画像をアップロードした後にファイル名を変更するやり方

実はファイル形式を含むファイル名の変更をWordPress内で行うこともできます。

僕はこの方法によって500枚以上の画像を再アップロードせずに済みました。

その方法とはプラグインを使うやり方になります。

WordPressプラグインMedia-File-Renamer

プラグイン名は『Media File Renamer』というもので、可愛らしい動物のアイコンが特徴です。

有料版もありますが無料版でもストレスなく利用することができます。

ぴちまる

どんなことができるの?

  • 管理画面から画像ファイル名を変更することができる
  • 画像のタイトルに合わせたファイル名にワンタッチで変更ができる
  • 設置済みのimgタグ内も自動で修正される
あんにー

imgタグ内も自動で修正していただけるので後からでもSEO対策が行えるよ!

作成者はJordy Meowさんという海外の人が作成されています。

そのため表記は全て英語表記なので、心配な人は下記から使い方をご覧ください。

さらにGoogle社はこんなことも言っています

Google社は検索順位を上げたいなら、代替テキストと画像のタイトルと画像のファイル名を入力するように公言しています。

しかし実はもう1つ大事なことがあります。

ぴちまる

え、どんなことなの?

画像のファイル名には、タイトルに似たものを英語表記で記載し、空白にはー(ハイフン)を使って入力することと仰せ。

どんな画像ファイルなのか英語でわかるように示し、_(アンダーバー)でもなく・(中点)でもなくー(ハイフン)を使うことをブロガーに求めています。

実際に僕も全てではないですが、SEO対策として意識しています。

あんにー

検索順位に悩んでいる人は試す価値あるよ!

ブログでは画像1つでも油断してはいけない

ブログは検索順位(SEO)に依存します。

検索エンジンからの流入が多ければ収益も伸びるものです。

そんな検索エンジンを運営しているGoogle社が「画像にも手を抜くな!」と公言しています。

特に代替テキストとタイトルとファイル名は大きく影響させるとも聞きます。

ページの読み込みが遅い人や検索順位に伸び悩んでいる人は、以下の項目を試してください

  1. 画像ファイル形式を『.jpeg/.jpg』に統一する
  2. 画像の代替テキストを入力する
  3. 画像のタイトルを入力する
  4. 画像のファイル名を入力する

全体のまとめ

画像ファイルにはファイル形式が容易されており様々な形式が存在する。

それぞれの画像ファイル形式には特徴がありメリットとデメリットが存在する。

WordPressブログにて遅延を減らしたい場合には『.jpeg/.jpg』を使うこと。

ページの読み込み速度は読者にストレスを与えないために必ず行うべき対策。

WordPressにアップロードした画像のファイル名は変更できない。

WordPressプラグインを利用すると後からでもファイル名の変更が可能になる。

Google社は画像にも力を入れるように言っているので手を抜かずに取り組みましょう。