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【第4回】ブログで使えるマーケティング戦略4P戦略について書き方のコツを学べる!

ブログで使えるマーケティング戦略4P戦略について書き方のコツを学べるアイキャッチ画像

ブログで結果を出すためには、マーケティングの技術があるとかなり強いです。

しかしブログを運営している人でマーケティング技術を生かしている人は本の一握りしかいません。

つまりマーケティング技術を学んだ状態でブログを運営すると、周りと差をつけることができます。

是非『ブログで使えるマーケティング技術』を身につけて、ご自身のブログで生かしてください。

ぴちまる

でも、マーケティングてなんか難しそう・・

あんにー

大丈夫だよ、有料セミナーを受講した経験から
わかりやすく参考文章を使って説明するね!

この記事からわかること!

・マーケティングの基礎である4P(5P)を理解できる
・参考文章があるからすぐに自分のブログに生かせる
・マーケティングの勉強に最適な本がわかる
・ブログで使えるマーケティング技術がわかる

マーケティング戦略は有料のセミナーから学べるものですが当サイトでは包み隠さずに公開しています。
ブログで使えるマーケティング戦略について4部構成でまとめています。
途中から見ても理解できないと思うので是非第1回からご覧ください

マーケティング界隈で耳にする4P戦略とは?

4Pとは、【第1回】から学んだことの集大成です。

お客さん(読者)に価値を提供してその対価としてお金をもらうための具体的な手段、価値を現実化するものが4Pです。

4P(5P)戦略

・Product 製品・サービス →どのメーカーのどの商品か
・Promotion 広告・販促 →どこを通じて知るか
・Place 流通・チャンネル→どこで買うか
・Price 価格 →いくらで買うか

※BtoBの場合は、「Person」(人)が追加されて5Pとして表現します。

これらは企業側の話で消費者側の場合は、4Cと呼ばれるものも存在します。

あんにー

4Cを理解することで消費者側の目線に立てるから
別の記事で解説します!

自分たちが普段買い物をするときに当たり前にやっていることが4Pです。

例えば、街を歩いていてのどが渇いたから自販機でジュースを買うとします。

1.どの商品にしようかな?
2.そのジュースをどうやって知ったんだろう?
3.そのジュースを自動販売機で買うのか?コンビニで買うのか?
4.ジュースが欲しいならお金を払います!

ぴちまる

当たり前のことだよね!

そうです、この当たり前のようにしている行動を4Pと言います。

4P戦略の具体的な詳細(実例付き)

それぞれ細かく見ていきましょう。

  1. Product(製品・サービス)
  2. Promotion(広告・販促)
  3. Place(流通・チャンネル)
  4. Price(価格)

Product(製品・サービス)

まずは「何を売るのか?」を考えます。

店舗型の商売、インターネット上の商売でも「何を売るのか?」を考えますよね。

パン屋を経営しています→パンを売ります→一緒に飲んだら美味しいからコーヒーも一緒に売ります

これは絶対にダメです

この疑問に気がつかない人は、【第1回】のベネフィットを思い出してください。

お客さんは「何を買っているのか?」を考えることがこのProductです。

パン屋に来ているのでパンを買いに来ているんですけど、そのパンを通じて何を得ようとしているのか?が重要になります。

  • 朝の「優雅な時間が好き」かもしれない
  • 朝ごはんを作る時間がないから「時間の節約」かもしれない
  • お腹すいたからとりあえず「お腹を満たしたい」かもしれない

パン屋で買い物と一言で言ってもこのようにたくさんの理由(求めている価値)があります。

つまり、「何を売るか」ということは。

どんなお客さんの、どんな価値を実現しようとしているか

ということになります。

  • 朝の「優雅な時間が好き」かもしれない
    →少し高価な紅茶やコーヒーが売れるかもしれない
  • 朝ごはんを作る時間がないから「時間の節約」かもしれない
    →野菜ジュースが売れるかもしれない
  • お腹すいたからとりあえず「お腹を満たしたい」かもしれない
    →ボリュームの大きいパンが売れるかもしれない

このようにお客さんによって色々なパターンが存在し、それぞれが求めている価値は異なります。

だから『どんなお客さんの、どんな価値を実現しようとしているか』が大切になります。

Promotion(広告・販促)

製品やサービスを売るためには、製品やサービスの存在やベネフィットを知ってもらう必要があります。

その商品を知らなければ売れないし、価値がわからなければ売れません。

ぴちまる

たしかに、名前だけ知ってても「買おう!」とは思わないよね〜

「良いものを作れば売れる!」と考える職人気質な人もいますがそれは間違えです。

もちろん大切な要素ですが、それが「本当に良いものか」を決めるのは作った人ではない

買って使った人が決めることです。

つまり、「それが良い」かどうかは、買って使った人以外には関係のないことです。

だから、買ったことがない人に「それが良い!」と感じてもらうことが大切です。

その「価値を感じてもらう」ということが『Promotion(広告・販促)』の役割です。

広告と販促について

広告と販促は、『広告媒体』と『メッセージ』に分けることができます。

広告媒体
  • テレビ
  • 新聞
  • 雑誌
  • ラジオ
  • 折込チラシ
  • インターネット広告

広告費がかかるものだけではなく、製品のパッケージも広告です。

広告とはメッセージを伝えるためにあります。

そのメッセージとは、「この商品で、あなたの欲求を満たせます!」ということです。

このメッセージは基本3欲求に基づいています。

その際に「どのように表現して伝えるか」がコピーライターの腕の見せどころです。

なので優秀なコピーライターはこの表現を極めている人になります。

広告と販促の違い

販促とは、販売促進のことを指します。

大きく分けると以下のように分けることができます。

  • 広告 認知を助ける
  • 販促 その場で購買を促進する
あんにー

例えば、サンプル品や試食、ポイントカードがそうだよね!

Place(流通・チャンネル)

流通やチャンネルは、「どこで売るのか」という部分です。

  • 店舗
  • 営業
  • 自動販売機
  • 通信販売

Price(価格)

どれだけの「対価を受け取るのか」という部分です。

価格は「お客さんの感じる価値」によって決まる、相対的なものです。

高級ブランドのバックは10万円以上しますが売れます。

理由は簡単で、同じような品質のバックなら数万円で購入できるのに、人は「高級ブランドのバックが欲しい!」から売れます。

  • 「やっと買えた!」という充実感(自己欲求)
  • 「高級ブランドバックを持っている!」と周囲に見せられる(社会的欲求)

このようにお客さんによって価値があるから、それだけのお金を支払います。

高級品に限った話ではありません。

居酒屋のキムチは400円くらいとザラにします。

原価は100円程度ど考えても大きく損をしています。

しかし「高い!」と文句を言う人はいなく注文しお金を支払います。

お客さんがそれだけの価値があると判断しているからです。

つまり、あくまで「価値の対価」として、価格の高い安いを判断しています。

4P戦略の1番大切なことは一貫性

4Pについて一通り説明しましたが、この4つは別々で考えてはダメです。

あくまで、全体で1つというセットとして考えます。

あんにー

わかりやすいように1つずつ解説したけど
4Pを分けることはできないよ!

ProductとPrinceを分けて考えられない人へ

Aさん:「この商品は○○円なら買おうかな・・」
Bさん:「良い商品だけど○○円は高いから買わない・・」

このように商品の良さだけで人はお金を支払うことは基本的には少ないです。

想像したらわかると思いますが、上記のような経験、ありますよね。

ぴちまる

買い物行ったとき買おうとして止めちゃうことあるよね・・

【4P戦略】ブログで使えるマーケティング戦略!

先にお伝えします。

ブログに使える4P戦略ですが、ブログに力説当てはめません。

理由は、4Pの中の「Promotion」の部分が、お客さん(読者)から見たときのブログになります。

なのでブロガーは、「4PのPromotionの部分のお手伝い」というイメージです。

あんにー

自分の商品やサービスを持っていない人向けだよ!

他の企業の他の製品の広告と促進を手伝います。

ブロガーに依頼する企業目線は以下のように考えられます。

ブロガーに広告を出す側の立場

良いものを作っても売れるわけではないからブロガーに手伝ってもらう

つまり、その手伝いをすることが一般的なブロガーの役割となり、対価としてお金をいただきます。

ブロガーがすべきPromotion

広告には、「広告媒体」と「メッセージ」に分けることができ、「広告媒体」の部分がブログになります。

やるべきことは、アフィリエイトをする商品の「メッセージ」を伝えることです。

もちろん、メッセージは商品によって異なります。

【第1回】、【第2回】の内容がここで使われます。

  • その商品はどのセグメントをターゲットにしているか
  • その商品はそのターゲットにどんな価値を提供するか

以前お伝えしたように、スペックを考えるだけでは「メッセージ」を伝えることはできません。

商品のベネフィットを明確にして、差別化ポイントをしっかりと定めてターゲットに届けましょう

ブログ全体で見たPriceの重要性

ブログにおいてブログ全体で見たPriceの重要性はかなり高いです。

「どうやって自分のブログに読者が来るか?」を考える

読者がブログサイトに訪れる経路はたくさんあります。

  • Google検索
  • 広告
  • Twitter
  • Instagram
  • YouTube
  • TikTok
  • ブックマーク

仮に読者の流入経路がTwitterだけの場合、アカウントが停止された場合0ゼロになってしまいます。

流入経路が多い方が安定する

基本的にはブログ運営の場合、「検索!」になります。

しかし最近では、企業の参入から「検索1本では厳しい」と言われています。

なので、「どんなSNSが相性がいいのか?」、「動画や音声コンテンツはどうだろうか?」、そういうことを考えるとベストとされています。

可能な限り1つのコンテンツを使いまわそう

色々な流入経路が欲しいのは事実ですが、それぞれコンテンツを作り運用するのはハードルが高いです。

時間の配分もかなり限られてくるのも事実です。

ぴちまる

ブログ1つ更新するだけでも大変だよ・・

だから使い回すことがとても大事になります。

  1. 1つブログを書く
  2. それを元に動画にする
  3. 音声コンテンツも作って音声配信
  4. 作った動画をTikTokに投稿
  5. 記事の内容をようやくして図解にしてInstagramに投稿
  6. 記事の内容を簡単にまとめて図解と合わせてTwitterに投稿
  7. 記事内の画像はPinterestに投稿

このように1つの作品から分割することでかなり楽になります。

ブログにおけるマーケティング技術のまとめ

【第1回】から【第2回】、【第3回】とブログで使えるマーケティング技術は終了です。

マーケティングの基礎でもあり本質部分でもある内容を、まとめてお伝えしました。

特に【第1回】のベネフィットは、意識1つでもかなり周りと差が開きます。

【第1回】でもお伝えしていますが、マーケティングの基礎を楽しく学べる且つ初心者が始めやすい「ドリルを売るには穴を売れ」という本を、是非読んでみてください。

ドリルを売るには穴を売れの詳細

書籍名ドリルを売るには穴を売れ
発売日2006年12月23日
著者名佐藤義典
出版社青春出版社
ページ数256ページ
読了目安時間約2時間
総合評価★★★★☆

マーケティングを勉強したい人は、まずこの本から始めてみると壁にぶち当たることなくマーケティングを楽しく学ぶことができます。

マーケティング界隈でも人気を集めていて多くの人がこの本を読んでいます。

ストーリーになっているので、初心者でも始めやすいので是非1度お読みください。

※かなりおすすめの本です。