ブログの表示速度を改善して高速化することができればたくさんのメリットが存在します。
読者のことを思いやる気持ちがGoogle社にも認められ結果的に自分に恩恵として返ってきます。
ちなみに一度ブログの表示速度が落ちると勝手に改善されることはありません。
なので気がついたときに対処していくことが大切です。
ブログの表示速度を改善すれば今よりももっとPV数も収益も伸びます。
原因を知り解決策を試せるように順を追って記事を作成しています!
- ブログの表示速度を改善したときの具体的なメリット
- ブログの表示速度が遅くなる原因を知れる
- ブログの表示速度を改善するための解決策を知れる
- Google社が提唱する表示速度を改善した方がいい理由がわかる
ブログの表示速度を速くした方が良い理由とは?
ブログを始めたての頃は特に意識することなく、有名ブロガーさんが口を揃えていっている「表示速度は速いほうが良い」という言葉がピンと来ないものです。
それもそのはず、容量にあまりが多く外部ファイルや画像ファイルも少ないためサクサク動きます。
しかしある時を境にブログは重くなり表示速度が落ちるものです。
そんなブログの表示速度を改善することができれば、たくさんのメリットがあります。
表示速度が速いとたくさんのメリットにつながるよ!
- 読者の離脱率が低下する
- Google社から高い評価を得られる
- 検索順位上位表示を狙える
- PV数が増える
- 収益が増える
読者の離脱率が低下するのでGoogle社から高い評価を得ることができます。
高い評価を得ることができると検索順位上位表示してもらいPV数が増えて収益も増えます。
つまり読者の離脱率を低下させることができれば、後は必然的についてきます。
だからブログの表示速度(ページ速度)は速いほうが良いのです。
ですが納得がいかない人もいるかと思いますので、Google社から高い評価をもらえる理由についてご説明します。
表示速度に関するGoogle社が重要視していること
結論から申し上げると、Google社が表示速度は速いほうが良いと公言しているから改善することができれば高い評価をもらえると言うことです。
現に表示速度の改善方法はいくつかありますが、1つでも試してみるとわかるのですが、読者の離脱率が下がったものから検索順位が上がることを経験しました。
さらにGoogle社はこんなことも言っています。
表示速度が1秒から3秒に落ちると、直帰率は32%上昇する
海外SEO情報
表示速度が1秒から5秒に落ちると、直帰率は90%上昇する
表示速度が1秒から6秒に落ちると、直帰率は106%上昇する
表示速度が1秒から7秒に落ちると、直帰率は113%上昇する
表示速度が1秒から10病に落ちると、直帰率は123%上昇する
これはGoogle社が適当に言っているのではなく、統計データを元に公言している情報になります。
またGoogle社が公言していることなので、信憑性は大いにあると思います。
そういった背景があるので、有名ブロガーも口を揃えて表示速度は速いほうが良いと言っています。
答えの裏には必ず理由があるんだね〜
逆を言えば表示速度を速くすることができて読者の離脱率を下げることができれば、検索順位を上げることができPV数と収益を伸ばすことができます。
原因を知り解決策を取ることでブログの評価は上がるから試す価値あると思うよ!
ではまずは原因を知り対策を取れるようにしておきましょう。
ブログの表示速度が遅くなる5つの原因
ブログの表示速度を改善するために、まずは原因を知り対応できるようにしましょう。
なんとなく想像できるものから他サイトではあまり見かけない原因をまとめてみました。
上から取り組みやすい順にご紹介しているのでご自身のサイトと照らし合わせてください。
外部ファイルが多いから表示速度が遅くなる
Webサイト(ブログ)の性質上、ページを読み込むときは何回か通信が行われます。
実際に検証やデベロッパーツールと言われる画面を立ち上げ、ネットワークを見るとわかるのですが何回か通信されています。
なので外部ファイルが多ければ多いほど通信を行うので表示速度は遅くなります。
CSS、JavaScriptの数だけ通信が行われるので少なければ少ないほど速くなります。
コンテンツのサイズが大きいから表示速度が遅くなる
ブログにはたくさんのコンテンツが含まれています。
文字、画像、動画などが組み込まれており、特に画像と動画はサイズが大きくなります。
中でもサイズが大きくブログのコンテンツに選ばれがちなものは画像ですよね。
最近ではモバイルファーストという言葉があるように、スマホからの訪問者だけを想定していれば検索順位は上がっていきます。
なのでスマホサイズにリサイズして公開することがおすすめです。
お使いのレンタルサーバーのプランにもよりますが、ある程度の記事数(100記事を超える辺り)から急に表示速度が落ちます。
後になってから全ての画像をリサイズすることはかなりの時間と労力を消費するので、早いうちから対策を取っておきましょう。
画像は読者側で拡大表示することができるから、思っているよりも1段階サイズを小さくすることをおすすめしているよ!
jQueryによる影響から表示速度が遅くなる
jQueryとは、JavaScriptコードをより簡単に表したもので、Webサイト(ブログ)ではよく使われるプログラミング言語です。
動的アクションを得意としており、スライドロールやアニメーションなどでよく使われています。
普段何気なくエディターにアニメーションを設置したり吹き出しを使っていますが、背景ではプログラミングが書かれておりjQueryも使われています。
またエディター上では消していても背景のプログラムではjQueryが消されていないこともあります。
そういった積み重ねにより表示速度を遅くしている原因になるので、定期的に削除することをおすすめしています。
計測タグが多すぎて表示速度が遅くなる
計測タグとは、GoogleAnalyticsやGoogleSearchConsoleのようなものを設置するためのプログラミングコードを言います。
ブログのサイト状況や読者の動向が知れるのでとてもありがたいツールなのですが、ページ毎に計測タグが設置されるので表示速度に影響を与えます。
なのでできることなら全てのページに計測タグを設置せず、自分の中の勝負記事のときにだけ設置しても良いかもしれません。
また計測タグはページ毎に自動で設置されているので、後から削除を行いたいと思うとかなりの時間を消費します。
計測ツールを使うとわかるけど意外とGoogle社が提供しているサービスの影響で表示速度が遅くっているよ
レンタルサーバーの能力が低くて表示速度が遅くなる
お使いのレンタルサーバーとプラン内容にもよりますが、表示速度の速さを維持するためにはある程度のスペックが必要になります。
初期費用を安く抑えることも1つの考えですが、後から移行手続きを取る人も少なくはありません。
今までいくつかのレンタルサーバーを利用してきましたが、当サイトでも利用しているConoHa WINGをおすすめしています。
業界最速の速さを誇ると言うConoHaレンタルサーバーでは、サーバーが強化されているため速度で悩む必要はなくなります。
当サイトでもConoHaサーバーについて記事をまとめていますので、気になる人はチェックしてみてください。

ブログの表示速度を改善する5つの取組み
Webサイト(ブログ)の表示速度を改善するためには、まずサイトの構造を理解する必要があります。
無闇矢鱈に削除するのではなく、必要に応じて縮小や削除をする方が健全です。
取り組みやすい順にまとめていますので、ご自身のサイトと照らし合わせて考えてください。
外部ファイルの縮小と削除をして表示速度を速くする
表示速度が遅くなる原因でもお伝えしていますが、WebサイトはCSS・JavaScriptなど外部ファイルの数だけ通信を行います。
なので外部ファイルが多ければ多いほど通信をする回数が増えるので表示速度が遅くなります。
解決策として、CSS・JavaScriptを圧縮するサイトを使って圧縮を行ったり、使われていない外部ファイルは削除することがおすすめです。
CSS・JavaScriptを圧縮できるサイトのURLリンクはこちらから。
画像サイズの縮小をして表示速度を速くする
画像をリサイズして軽量化するとページの表示速度は速くなります。
画像のリサイズとは、画像のサイズを変更することで画質を維持したままサイズを小さくすることができます。
解決策として、画像のリサイズには『EWWW Image Optimizerプラグイン』がおすすめです。
導入するだけでWordPressブログに画像をアップロードするときに自動で画像のリサイズを行ってくれます。
画像を最適化して表示速度を速くする
画像を目的に合わせたサイズや拡張子を使い最適化しましょう。
拡張子とは、「.jpeg/.png/.gif」のようなものを言います。
解決策として、画像のファイル形式を統一することで改善することができます。
画像のファイル形式とファイル名はとても重要なのでまだ見ていない人はチェックしてみて!

画像の遅延読み込みを利用して表示速度を速くする
画像の遅延読み込みとは、スクロールに合わせて画像を読み込む技術のことを言います。
一度に記事内全てを読み込むと表示速度は遅くなりがちですが、部分的に読み込むことで表示速度を改善してくれます。
解決策として、『a3 Lazy Loadプラグイン』がおすすめです。
間際らしい手間がなくインストールしたら有効化するだけで使える点も好印象です。
もし何かしら設定をしたいのならば、Threshold値を設定する程度でいいです。
例えばThreshold値を100に設定した場合、画像の100px手前から読み込みを始めるというものです。
特に決まりはないため、好きな数値を入力しても問題ありません。
AMPを利用して表示速度を速くする
AMPとはGoogle社とTwitter社が共同で立ち上げたオープンソースプロジェクトになります。
AMPを利用することでスマホなどのモバイルページを高速化させることができます。
アニメーションが含まれているWebサイトより、静止画の多いニュースやブログに適していると言われています。
解決策として、通常のHTMLとは別にAMP HTMLの2つを用意して作成する必要があります。
知識がないと難しいのですが表示速度を大幅に改善できるので試す価値はあります。
ブログの表示速度を計測できるツールを使いこなそう
Webサイト(ブログ)の表示速度が遅いと言っても、疑問が浮かびますよね。
どのくらい遅いの?
何が原因なの?
そんな表示速度について細かく分析してくれる表示速度を計測できるツールがあります。
計測ツールはいくつかあるのですが、Google社が提供している計測ツールをおすすめします。
Google社が提供するPageSpeedInsightsがおすすめ

PageSpeedInsightsは、Google社が提供しているWebサイトの表示速度を計測できるツールです。
一般的な計測ツールは計測のみがほとんどですが、PageSpeedInsightsは様々な疑問を解消してくれて『今やるべきこと』を教えてくれます。
またGoogle社が提供していることもあり直接的なSEO対策にもつながります。
使い方はとてもシンプルで調べたい表示速度のURLを入力するだけで計測できます。
後は評価内容から改善できる項目を探して解決していきましょう。
外部ファイルと画像が膨大な容量を抱えているのでまずは外部ファイル縮小と削除、画像の縮小と削除することをおすすめします。
まずはモバイルパフォーマンスを80点以上目指そう!
ブログ表示速度は常に1秒以内にしておこう!
ブログの表示速度は速いほうが良いですが、具体的な目安は1.2秒以内とされています。
しかし目標は高いほうが良いので1秒以内を目指しましょう。
速ければ速いほど読者にストレスを与えずGoogle社の評価も上がります。
検索順位も上がるとPV数と収益も確実に伸びます。
全体のまとめ
ブログの表示速度を改善することができれば、読者の離脱率が低下してGoogle社から高い評価を得られる。
そうなると検索順位の上位表示も可能になりPV数と収益は必然的に伸びる。
だからこそブログのページ表示速度は速いほうがいいのです。
ブログの表示速度が遅い原因は5つあり全て解決することが可能。
ブログのページ表示速度を計測するツールがあり、活用することで『今やるべきこと』がわかる。
ページの読み込みはモバイルページで1.2秒以内を目指そう。