ゴキブリ(以下Gと称する)は夏に多く出現する虫です。
日本には多く生息しており西日本をはじめ暖かい地域を好みます。
昨年Gの対策をしたらお家で1匹も確認しなかったので記事にすることにしました。
この記事では、Gを出現させない方法をまとめました。
今やらないと、夏に玄関や廊下、キッチンで「こんにちは!」をするハメになります。
僕自身、Gが苦手で昨年対策を取りました!
この記事では、画像が出ないので安心してお読みください。
勝負に勝つためにはまず敵を知ろう
家の周りに出没するGは、主に次の2種類とされています。
どちらも雑食性で、サルモネラ菌や大腸菌などの病原菌を保有している可能性がありますので、十分注意が必要です。
クロG
家庭で一番よく見かけるGです。
屋外と屋内を行ったり来たりして暮らしている天敵です。
関東から九州地方でよく見かけます。
チャバネG
体全体を茶色で覆い、クロGよりやや小型なことが特徴です。
飲食店で見かける天敵です。
熱帯性のため寒さに弱く、屋内でしか生息できません。
実は春に対策をするべき
春といえば、少しずつ虫が顔を出す時期ですよね。
「いや〜な時期が近づいているけどまだ大丈夫!」・・。
戦いはすでに始まっているんだよ!
まだまだと油断している春ですが実は、G駆除、対策の最大のポイントはこの春にあります。
先制攻撃で繁殖を防ぐ春の対策をしっかり行うことで、その後の遭遇率がグッと減らせるのです。
秋の対策も必要ですが、この記事では春にできること、やらなければならないことを詳しく説明します。
夏にGを見たくないなら、春の対策が効果的です。
例えば、春は待ち伏せタイプの殺虫剤で侵入を阻止することが大事です。
季節に合わせた撃退法と、Gのエサになる生ゴミ、すみ家になりやすいダンボールを放置しないなどの日頃の対策で、Gへの対策を効果的に行いましょう。
Gの対策にはコツがあった!?
Gは主に屋外で越冬しますが、春が来て気温が上がると活動を始め、家の中にも入りこもうとします。
実は春から活動は開始しているのです。
また春のGは、まだ幼虫なので繁殖能力を持たず、数が少なく動きも鈍いのが特徴的です。
仕留めやすい春だからこそ、確実に対策をとりましょう。
この記事でまとめている方法で1回も出くわしていないよ!
春の対策 待ち伏せタイプでお家に入れない!
屋外からお家の中に入ってきやすい場所に罠をしかけてGを撃退し、お家への侵入を阻みましょう。
侵入口になり得る経路
- ドアのスキマ
- 冊子
- 通気孔
- 換気扇
- エアコン
これらのお家と外がつながっている場所は、侵入口になり得ります。
ちなみに、数ミリの隙間さえあれば、侵入可能といわれています。
パット見「隙間はないな〜」と思っているところも、Gにとっては十分に侵入口になる場合もあるので、油断しないようにしましょう。
待ち伏せタイプというのは、スプレーのことです。
春のうちに待ち伏せタイプのスプレーを侵入口になり得る場所に吹きかけます。
これにより十分に効果は発揮されます。
お家で見かけてからスプレーをやっても遅いです。
春の今にお家への侵入経路を遮断させましょう。
春の対策 燻煙タイプで先制攻撃!
お家の中で越冬したGも、お家の中へ侵入したGも、どちらにせよ春はまだ動きが鈍い状態でお部屋の片隅に身を潜めています。
成長して繁殖できるようになる前に先制攻撃を仕掛けましょう。
どこにいるかわからないGを撃退するには、燻煙タイプの殺虫剤がおすすめです。
また、鈍いながらも動き出したGを退治するために、待ち伏せタイプや毒えさタイプの殺虫剤をすみ家になりそうなところに仕込んで、徹底的に先制攻撃を仕掛けましょう。
1年を通して日頃からできる取り組み
「お家はキレイだから大丈夫!」と思っている人は大きな勘違いをしています。
もちろん大事なことではありますが、Gは外からお家へ侵入してきます。
夜行性なので、もしかしたら皆さんの目に触れていないだけかもしれません。
Gの防止策には、次のような「日頃の心がけ」がとても大切となります。
日頃からできるキッチンにものを置かない!
キッチンには、Gのエサとなるものをむき出しのまま置かないことがとても大事です。
気をつけたいポイントとしては、生ゴミ、ペットの餌、食べかすをそのままにして置いておかないことです。
生ゴミの場合は、ストレーナーなどに放置せず、ビニール袋などで密封して片付けましょう。
Gが住みにくい環境にするために、キッチンまわりはいつも清潔に保つことです。
日頃からできる住処をつくらない!
Gは、暖かい場所、湿気の多い場所、物の移動が少ない場所、狭い場所を好む傾向にあります。
冷蔵庫、戸棚の裏など住処となりそうなお部屋の片隅や物かげなどは、日頃からこまめに掃除をすることが良いでしょう。
またお部屋は整理、整頓して日頃から風通しを良くしておくことも大事です。
今から用意しておきたいG対策の必需品
夏にGと出くわさないためにも春の準備が大切です。
夏になってから「あ〜やっておけばよかった・・」と後悔をしないためにも、今のうちに取り組んでおきましょう。
最近では、コスパも良く体への害が少ないアイテムが多く販売されていますので、対策はとてもしやすいと思います。
お家でGと出くわさない、安心して暮らせる家庭を築きましょう。
待ち伏せタイプでお家に入れないアイテム!
春のうちに事前にできる対策として待ち伏せタイプがおすすめです。
どれだけお家に侵入をさせないかがとてもポイントとなります。
侵入が見込まれる場所にはスプレータイプを吹きかけましょう。
また。ベランダやお庭、ドアの外にはホウ酸団子を設置することもおすすめです。
置くだけで最大限に効果を引き出せるので忙しい人にもおすすめです。
燻煙タイプで先制攻撃できるアイテム!
春のうちに事前にできる対策として燻煙タイプもおすすめです。
Gが隠れていそうな場所ではなく、部屋の中でななめ上にプッシュ(6畳の場合4プッシュ程度)します。
30分閉め切ることで、家中のGを駆除することができます。
アパートやマンション住みの人に嬉しい低刺激タイプで煙も出ないので、家電カバーなどの前準備も不要です。
1部屋だけの使用ではGが他の部屋に逃げてしまうので、全部屋同時に処理することがおすすめです。
2週間に一度、定期的に処理すれば卵からかえった幼虫も駆除してくれます。
Gが嫌うニオイアイテム!
Gに限定したものではありませんが、ハッカ・ユーカリなどの「スッー」とした香りのアロマオイルは虫除けに役立つということで人気です。
ただ、Gに特に効果を発揮させたいならクローブやシナモンのようなGが嫌いな成分を含んだアロマオイルを使った方がいいでしょう。
ま、G対策でアロマオイルを使いたいという場合は、100%天然精油のアロマオイルを選ぶようにしましょう。
市販品のアロマオイルの場合、製品の価格を安くするためにエタノールで精油を薄めたり、香料を使っている場合があります。
人工の香料の場合は、天然精油に含まれている成分とはまったく別の成分を使って香りを再現しているだけなので、Gの忌避効果は期待できません。
これを知らずに、Gが嫌いな成分の入っていないアロマオイルを買う人がいるので注意しましょう。
100円でできる侵入口遮断アイテム!
エアコンの室外機から侵入するケースは良く聞く話ですよね。
水を排出するための室外機のホースからの侵入が1番多いと言われております。
排水ホースをカバーする素材は決して丈夫ではなく消耗品なため、定期的に確認して付け替えましょう。
最寄りの100円ショップでも手に入るので1度見てみると良いですね。
もし出現したら・・
想定外の結末により出くわしてしまうこともあるかもしれません。
そんなときにも慌てずに迅速な対応をしましょう。
秒殺殺虫剤で有名なスプレーを使い撃退すれば安心して就寝することもできます。
ですが卵を産んでいる可能性もあるので油断はできません。
そうはならないためにも春からの対策が必要なのです。
とにかく大事なこと!
侵入させないようにしよう!
春はとにかく侵入をさせないことが大事です。
ベランダやお庭、屋内にもホウ酸団子を設置しておきましょう。
手軽にできる対策なので取り掛かりやすいです。
こまめな掃除をしよう!
髪の毛1本でも生き残れるスゴイ生命力です。
髪の毛1本も落とさないことは難しいのでこまめに掃除をすることがおすすめです。
水回りには注意しよう!
高温多湿はGにとってのパワースポットでもあります。
キッチンやトイレやバスルームの水回りには換気を忘れずに。
特にキッチンには、住みやすい環境とごちそうが整っています。
できる対策は今からしましょう。
ベランダの掃除もしよう!
3ヶ月に1回ぐらいはベランダも掃除をしましょう。
窓の溝は狭いので、使い終わった歯ブラシで磨くことがおすすめです。
生ゴミは迅速に処分しよう!
排水溝は毎日掃除をしていきたいですね。
生ゴミを残した状態でキッチンに放置することはGを歓迎しているようなものです。
毎日ビニール袋などで密閉して処分をしましょう。
年中通して日頃からできる対策をこまめにしておくことで、夏を快適に暮らせます。
「1匹現れても撃退すれば良し!」というわけではありません。
卵を産んでいたら時期にふかします。
夏を快適に暮らすためにも今から行動して先制攻撃を仕掛けましょう。
さいごに
空いた時間にすぐに見返せるように、
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