男性が好むメイクと女性が好むメイクには違いがあります。
その理由の1つに「すっぴんのときが好き」と言われたことはないでしょうか。
現役メークアップアーティストにお話を聞いてみました!
- 男性のメイクに対する本音がわかる
- 好まれないメイクがどの程度なのか具体的にわかる
- メイクより大事な本質を理解できる
- 現役メークアップアーティストの意見がわかる
男性側と女性側のメイクに対する違い
女性と男性では、考え方や価値観の違いは自然と生まれるものです。
それはメイクにおいても同じことが言えます。
女性には、彼氏のことを考えて2つのプロの内どちらかをマスターできるとしたらどちらがいいか?
男性には、彼女に2つのプロの内どちらかをマスターできるとしたらどちらがいいか?
このような質問をした結果です。
メイクのプロ | スキンケアのプロ | |
---|---|---|
女性 | 66% | 34% |
男性 | 8% | 92% |
女性側の回答では、少しメイクのプロよりの互角と言えるでしょう。
一方男性はというと、圧倒的な差が生まれました。
これは男女間における”すっぴん”に対する捉え方の違いにあるということがわかります。
また気持ち面に差が生まれており、男性に「女性のすっぴんは気持ちが上がるか?」の問いに、上がると答えた人は70%を締めています。
男性は女性に対して、すっぴんを好んでさらにすっぴんだと気分も上がるということがわかります。
男性の本心
どうして女性の”すっぴん”に男性は魅力を感じるのでしょうか。
男性に「なぜすっぴんが好きなのか?」という問いに次のような回答がありました。
男性のすっぴんに対する本音
ありのままの姿と感じて魅力的!
お風呂上がりの無防備差に惚れる!
スキンケアの手入れが行き届いていると素敵!
以上のような回答を多く拝見しました。
女性がすっぴんでいることによって「ありのままの姿」、「無防備」など「自分にだけ見せてくれている顔」と感じることや、単純な「女性の肌の美しさ」に、男性は魅力を感じているようです。
一方で、女性はすっぴんの自信度によって差がみられるようです。
男性が「すっぴんを魅力的に感じる」という気持ちがある一方、女性はすっぴんに自信を持ていないと、なかなかすっぴんを見せることができないということがわかり、ここにも男女間に気持ちの差がありました。
すっぴんに対する男性の素直な気持ちと、それが意外と見えていない女性たちの意識が浮き彫りになりましたね。
だからこそ彼女にしてほしいことは”スキンケア”であることがわかります。
女性の”ありのままの素顔”に男性たちは魅力を見出しているようです。
男性の目線をもし気にするならメイクよりスキンケアが大事ということです。
好まれないメイク
男性は女性の手の混んだメイクのことを一言で「ケバい!」、「化粧が濃い」と表現します。
たくさんの時間をかけても好意から生まれた化粧への厚さも全て一言でまとめてしまいます。
男性を気にして”当日のメイク”に時間をかけるのなら”前日のスキンケア”に時間を費やしたほうが効果は圧倒的である。
濃い化粧が好まれない理由
- 素顔がわからない怖さ
- 隙がなく近寄りがたい
- 不自然さは可愛くない
- メイクの濃さで見栄を感じる
- 自分を過度に飾る姿が理想の高さを想像させる
などたくさんの意見がありすぎてまとめることが難しいですが、主にこのような点が挙げられます。
濃い化粧とはどの程度のことを指すのー?
具体的にどのような化粧(メイク)が好まれなく嫌われるのか。
- ファンデーションを全塗している
- 締め色や跳ね上げアイラインを入れている
- チークをこってり入れている
- 全てのパーツに時間をかけている
1つずつわかりやすく説明します。
ファンデーションを全塗している
ファンデーションの全顔塗りは、厚塗り感が出るだけ出なく、のっぺり大顔に見えがちです。
化粧崩れの原因になるとも言われています。
締め色や跳ね上げアイラインを入れている
大人になると目力が弱まってくるのはしょうがないことです。
これはまぶたがゆるんでいることが原因として挙げられます。
だからと言って目力を出そうとむやみに締め色やアイラインをしっかり入れてしまうと、その強さが目元から浮いて不自然に見えてしまうのです。
チークをこってり入れている
甘くこってりした色のチークをしっかり入れてしまうと、顔から浮いてしまいます。
顔から浮くほどのこってりチークは男性が嫌う「ケバい」に値します。
全てのパーツに時間をかけている
パーツごとに強調してしまうとそれぞれが一体感を見いだせずに浮いてしまいます。
それぞれのパーツが浮いていてバランスが取れなくなってしまいます。
”書いている”ことがわかるような化粧(メイク)の仕方は少し抵抗があります。
また全てに力を入れてしまうと、顔のパーツごとに浮かび上がってしまい”自然体”は完全に消えてしまいます。
ありがたいお言葉
現役のメークアップアーティストの人の意見。
(メイク=メーク)
「みんなメークしすぎかな」と仰せ。
アイメークもリップもチークもあたりまえにやるものと決めてかかっているけれど、本当はフルメークを常にやる必要ないのです。
いつも100のメークをしていると、”抜け”がなさすぎて、それが古見えの原因になってしまいます。
これまで100のメークをしていたとしたら、70くらいにするだけでも、顔ってすごく変わりますよ。
プロの人が言うように、1度70%ぐらいの力で化粧(メイク)をしてみると男性からの印象はもちろん、新しい自分にも出会えるかもしれませんね。
Yahoo!をはじめ様々なメディアで取り挙げられたビューリンRはおすすめです。
好まれるメイク
好まれる化粧(メイク)は、「自然体」、「ナチュラル」と言われるような化粧(メイク)です。
ナチュラルという表現も人それぞれ異なりますよね。
女性が思うナチュラルメイク
”女性が思うナチュラルメイク”は、洗顔の後にスキンケア後の肌に、下地や眉毛を書いてリップを塗っただけという”本当のすっぴんに+αのメイク”と思い込んではいないでしょうか。
しかし、これは”男性が思うナチュラルメイク”とは全く違うのです。
こういったメイクをすると、一部の男性は心の中で「寝起きみたい」や「きちんとメイクをしていない」と思われることもでてきます。
特に男性は”言葉には出さない”ことが多いので、知らずして過ごしているととんでもない勘違いを生みます。
男性が思うナチュラルメイク
”男性が思うナチュラルメイク”とは”女性が思うナチュラルメイク”とは違い、実は”計算された(仕上げた)ナチュラル風メイク”です。
決して自然のまま、ありのままの自分を出せば良いということではありません。
それこそが男性からモテるための方法だと理解しておきましょう。
今日から男性に「素敵だね!」と言われる”自分に似合うナチュラルメイク風”に挑戦しましょう。
ナチュラルメイクと一言で表しても男女間ではもちろん、人それぞれ捉え方は異なるものです。
男性が好むナチュラルメイクとベースメイク
男性にとってちょうどよく好まれる”理想のナチュラルメイク”とは、どのようなものなのでしょうか。
男性は基本的に「ナチュラルメイクか否か」と考える傾向にあります。
自然体なファンデーションへ
肌がきれいに見える女性は清潔感もあり、好感度も高く感じるものです。
自分の肌質に合わせて適切なスキンケアを心がけ、ファンデーションの色が自分の肌の色と合った物を探しましょう。
ファンデーションにも様々な種類があるので自分の好みではなく、肌にマッチするファンデーションをリサーチしてみましょう。
プチプラや韓国コスメにもツヤや透明感が出たり、マットになる商品もたくさんありますので、自分に合うものを探してみてくださいね。
自然体な素肌の良さへ
シミやクマを隠そうとしてファンデーションを厚塗りしてしまうと、わざとらしい雰囲気になってしまい”素肌の良さ”を隠してしまいます。
トレンド下地のコントロールカラーで紫やピンクにし過ぎてしまうと首と色が違い過ぎ、不自然な感じを与えてがちです。
コントロールカラーはあくまで自然に補正する程度の物として+αしていきましょう。
口では言えないけど、「化粧落とした時の顔が違い過ぎてがっかりした」という経験は男性なら感じたことある人もいるのではないでしょうか。
ベースメイクは不自然な雰囲気にならないように。
自然体な目元へ
メイクをする時に一番気合を入れるポイントが恐らく目元ではないでしょうか。
今ではマツエクやつけまつげをつけて、さらには整形して二重にしてぱっちりとさせている人も多いと言われています。
男性が好む”ナチュラルメイク”のポイントは、「目元のメイクは自然なだけど、手を抜いた感じに見えない様にすること」です。
アイメイクに力を入れ過ぎてしまうと、男性は「ナチュラルメイクではない」と思ってしまいます。
自然体なアイシャドウ&アイライン&まつ毛へ
アイメイクとなるとアイシャドウ、アイライン、まつ毛に力を注ぎますよね。
男性が好む”ナチュラルメイク”では、アイシャドウは自然なブラウン系がオススメです。
黒やブルー等、色が濃いものは男性目線を気にするなら絶対にやめましょう。
また、アイラインもブラウンがオススメです。
マスカラの厚塗りも男性目線を気にするなら絶対にやめましょう。
こちらもカラーは黒か茶色がオススメです。
カラーマスカラなどを使っていると、派手に思われてしまうので注意が必要です。
自然体な眉毛へ
眉毛も”細すぎず太すぎず”の自然な形をキープしておきましょう。
最近では眉毛マスカラという物もあり、そちらも使うと太い眉毛の方でも垢抜けて見えるのでおすすめです。
眉毛は流行りによって変わってきますが、男性の好みの”ナチュラルメイク”に、はあまりトレンドは当てはまらないので、自然な太さを心掛けましょう。
メイクより大事なこと
”当日のメイク”に時間を掛けるよりも”前日までのスキンケア”に時間を費やすべきと考えます。
つまり日頃のスキンケアがとても大事ということです。
最近では女性はもちろん、男性もスキンケアに時間を費やしている時代です。
男性の肌よりも劣らないためにも化粧(メイク)で誤魔化すのではなく、素で勝負しましょう。
その意識だけでも男性からの受けは間違いなく上がります。
化粧が濃い人からナチュラルメイクになりたい!
ナチュラルメイクは大人の女性という印象が強く色気が出ます。
プロが取り入れる引き算メイク
いつものメイクから必要のないメイクを引いていきましょう。
締め色の濃いアイライナーを止めるだけでも印象はかなり変わります。
ただ、このまま止めるだけだと”手抜き感”が出てしまい女性からの印象が落ちてしまう可能性もあります。
なのでただの手抜きメイクにならないように、まぶたにはツヤを与えまつげはしっかり上げ、目元に透明感と立体感を作ることがおすすめです。
チークは止めれば止めるほど、大人の色気が出ます。
ここでもそうですが、”手抜き感”をなくすために、血色が悪くならないようにリップにしっかり色を入れることがおすすめです。
映画やドラマでも活躍するプロが愛用する簡単ひと回り小顔メイクテクニック
化粧(メイク)を施すことは、当たり前ではないです。
意識を少し変えるだけでも男性からの視線はかなり変わると思います。
素肌を制するものは、男を制する。